日本人の歴史教科書 [ 「日本人の歴史教科書」編集委員会 ]のレビューは！？

30代 女性さん
日本の戦後はいろいろあって、真実を学んでいる国民が少ないと聞きました。この本を読んでみると、自分が学校で習った歴史と比べてあれっ？と感じる点もあるはず。祖国日本に誇りをもつため、今こそ日本人は正しい歴史を学ぶべきではないでしょうか。

40代 男性さん
当然のことだけれども、扶桑社の内容と多くが重複しており、親米的な記述もそのままだと感じました。その一方で、安重根の記載など、疑問を感じる部分があります。それでも、本書と扶桑社以外の教科書に比べれば全然まともで、現場の先生がおかしなところをちゃんと解説することにより、事実関係に基づいた真っ当な歴史が理解できるかなと感じました。

20代 女性さん
髭の殿下こと寛仁親王の特別寄稿「天皇と日本」、15名の憂国の士による「日本を読み解く15の視座」は、大変豪華！！ その中で、堤 堯氏の『「戦力放棄」と戦後日本』と井尻千男氏の『「ナショナルエコノミー」が築いた日本の力』が特に新鮮に感じられました。 その後に、「新編 新しい歴史教科書」が収録されています。私が中学生の頃に比べ、紙面は全面カラー、資料もふんだんに盛り込まれ、面白いものとなっています。 内容も、冒頭P.9「歴史を学ぶとは」が新鮮。自分のご先祖様が直面した問題を知り、それを自分の問題として想像してみる事を勧めている。歴史を単に暗記すべきばらばらの出来事ではなく、その背後にある人々の願いや動機、事実と事実のつながりとして見る事が出来るだろう、と。 コラムも新鮮で、その戦争に至る背景として当時の国際情勢を解説したり、当時活躍した人物のエピソード等を掲載したり、読み物としても非常に興味深いものとなっています。 そして、石器時代から平成に至るまでの日本史を学んだ最後、P.229「歴史を学んで」では、日本人が海外から熱心に学ぶ謙虚さと自国の文化の独自性を失わなかった普遍的な魅力を持つ民族だと解説しながら、ここ半世紀に関しては方向性を見失っていると言及。その理由として、目標とすべき外国が見当たらなくなった事と、戦争に敗北し自信を喪失したままである事を挙げ、頼りない国民にならないように警告。そして、自分をしっかり持つ大切さを説き、その為に深く自国の歴史と伝統を学んでほしい、と結んでいます。 このような見解を教科書に盛り込むのは非常に素晴らしい！ その次のページに、エルトゥールル号事件と八田與一氏の美談を掲載してある点に、ニヤリ。このような素晴らしい先人達の子孫である我ら、自信を持ってしっかりと新しい歴史を作っていかねば、という気概を感じさせる構成に拍手！！ この教科書で学んだ生徒が、自虐史観から解放され、頼もしい日本の担い手となる事を願います。

年齢不詳さん
読みやすくとても「ため」になりました。改めて日本の重さを感じます。多くの方に読んでいただきたい一冊です。

50代 女性さん
他の方の詳しいレビューを見て大変参考になり購入、「日本を読み解く15の視座」に大変興味が引かれた。久しぶりにゆっくり歴史を紐解いて見たいと思う本でした。

年齢不詳さん
表紙の写真だけでも幸せな気分になりました。

年齢不詳さん
既に高校を卒業してウン十年。歴史教科書がどう変わったか興味本位で購入してみた。パッと見には歴史の副読本的といった感じだが、巻末にある「日本を読み解く15の視座」を読むためだけでも購入する価値はあったと思う。

年齢不詳さん
寛仁親王の特別寄稿はとても良かったです。 ですが、細部にかなり誤植があったり 菅原道真や乃木大将など故意に削られていたのが 気になりました。 逆に謎が多い一冊だった気がします。

30代 男性さん
日本人なのに日本の歴史を知らなさすぎることに気付いて、早速購入しました。中学生の教科書レベルのようですが、ポイントが押さえられていて分かりやすいです。巻末の年表も中国史と朝鮮史、世界史が並列で記載されているので、日本と海外との関係をつかむのに役立ちます。