安全衛生推進者の実務第4版 [ 中央労働災害防止協会 ]のレビューは！？

30代 男性さん
常時使用する労働者の数が、１０人以上４９人以下の一定の事業場では、安全衛生推進者の選任が必要です。その安全衛生推進者に初めて選ばれた方が、能力向上の為に学んでおきたい内容が勉強できます。 本書では、取り扱っている情報の範囲、奥行きなど、安全衛生推進者に選任されて間もない方に、最適な内容だと思いました。安全衛生推進者の役割・職務の説明、作業の進め方、法令上の規定、など適切な範囲で取り扱われています。 また、最新の安全衛生データによる情報提供もあり、時代に即した対応が可能な様に、考慮されています。 それぞれの項目で触れられている内容について、より専門的なレベルの作業が必要なときには、それぞれの専門書が必要でしょう。しかし、安全衛生推進者の選任が必要とされる規模の事業場で、一律に、全ての内容に高度な安全衛生作業が必要とされることも無いでしょう。 ですから、まずは、この１冊を定本として揃えておき、状況に応じて、別の専門書を取り揃える形が良いかと思います。 【内容紹介】 ・安全衛生管理の進め方 ・機械設備の安全化 ・作業の管理 ・災害原因分析の方法とその活用 など